ポリグロット

なるほど。
バイリンガル?すごい!とかもう古いのであるな、とTEDを見てて気づく。
多言語を扱う人たちがたくさんいて、それらの人をポリグロットというらしい。

TEDは私の英語教材のひとつ。
Huluと、Netflixがメイン教材。
ドラマならいくらでも楽しんで見れる。
TEDの字幕も見やすい。

動画の英語があまりにもわからなかったら、日本語の字幕で読みながら、かっこいいとか使いたいとか思ったセリフの英語をぶつぶつ呟く。
口は英語、頭の中は日本語と英語のちゃんぽん。
最初はほとんど字幕は日本語だったけど、最近は英語字幕だけでいけることが増えてきた。
最終的には、TEDの字幕が消えてもわかるまで続けるつもりだ。
わかるようになっても、面白いから見ているかもしれないが。

読む方は、動画の字幕と、それからクリーンランゲージについて書いてある英語の文章。
私は、相変わらず、クリーンランゲージを知りたいので、それに関わる文章を読む時の理解したい必死さは、他の文章を読むより強い。
それから、まだ日本語訳されていない文章が多いから、英語を読むしかないことも多い。
知りたい、というその気持ちの強さを利用している。
クリーンランゲージについて書かれたものは、3年前の今頃、私は、全くほとんど読めなくて泣きそうになったが、今は、これはどういうことだ?日本語だとどう訳せばスムーズか?と思えるところまでは来た。

まだまだ、山のように魅惑の文章がある。だから、私の英語読解力はまだまだ上達する。

クリーンランゲージを知りたいという思いが、英語の上達を支えてきた。
英語は、クリーンランゲージを理解する時の問題であったと同時に、それを理解するために強化する必要のあるリソースだったからだ。

それから、読む練習は、ブリタニカ。
あの有名な百科事典メーカーが作っているwebサイト。
他に、心理学のサイトから毎日来る新しいコラム。
それから、小説。

最近は、ウンベルト・エリコの『薔薇の名前』を読もうとして、難しすぎて撃沈した。
この本は、未来においておく。
撃沈もまた最近は楽しい。
落ち込まない。

撃沈したものがあった方が、後からそれが理解できて、成長がわかった時に喜びを感じられる。
クリーンランゲージの文章だって、最初は意味がわからなかった。


書くのはメールのやりとりで練習する。
ネイティブ相手に使う機会を見つけて。
インターネットの中には、簡単に見つかる。

昨日は、ギリシャ語学習アプリの不具合クレームを、ギリシャの会社に書いた。
相手から返ってきたメールは、謝ってること以外、意味がわからなかったので、おかげで、また語彙と熟語のフレーズが頭の中に増えた。
そしていい具合に、アプリの不具合は原因がわからず解消されないので、しばらくやりとりは続く。

書く学習には、相手に伝えたい、という思いを利用する。


さて。
新しく知ったポリグロットという単語。

ポリグロットさんの特徴は、言語を習得するまでの時間が短いことらしい。
そのTEDは、ポリグロットさん達がどのように外国語を勉強しているかというテーマだった。

みんなばらばら、共通していることは、自分が好きで楽しいやり方をして、それを生活の中にシステムとして組みこむこと、コミュニケーションを取ること、反復練習、毎日続ける、だと言っていた。

インターネットのおかげで、学びやすくなっているみたい。
それは、私も感じる。
学生時代にインターネットが存在していたら、人生は違うものだったかもとたまに思う。


誰でもポリグロットになれると、TEDの話者は言っていた。
楽しそうだわね。
ポリグロット、、、、。


ちなみに、意外だったが、中途半端な英語が、ギリシャ語学習では、リソースとして活躍している。
今日は、ギリシャに英語でメールをした。
ギリシャ語アプリを作ってるギリシャの会社に、アプリがうまく動きませんとクレーム。
アプリは英語ベースで作られている。


問題はいつでもリソースのたまごだが、英語という問題は、ギリシャ語学習ではリソースになった。
同時に、新しい英単語が、ギリシャ語のおかげで増え、ギリシャ語という言語は、英語というリソースの強化にはまたリソース。


いいスパイラルが動き出したかも。

ポリグロット、、、、覚えとこ。
ここから2年はギリシャ語だ。


そして、私の頭の中は、3年前の今頃を思い出した。
あ!となって。


続く。