みなさん元気でいてね。
なんでワクチンを打ったのか理由をたまに聞かれる。
周りが反ワクチンだらけで、接種をためらう人々から。
その中で、状況の変化から、ご本人は打ちたい気持ちになりつつある人たち。
まだ冬もあるしね。
私がワクチンを打ったのは思いつきだが(過去ブログ参照)、理由のひとつは、「貧乏人ほどお金のことを考える時間が長いセオリー」だ。
これは、お金に困っている人ほど、お金のことを考える時間が長いという話だ。
私は、流行病について考える時間を、自分の人生にプラスになるとは考えなかった。
考えても変わらないから。
なにしろ、流行り出したからには、流行りが終わるのを待つしかないのだ。
世界史の教科書や古典文学を参照するなら。
流行病関係について考えるその時間を、自分の仕事や自分の人生について考えられるようにしたかった。
建設的なはなし。
それから、ただでさえ体力がない自分の行動に、自分の体力以上の制限が入るのを好まなかった。
そして、もしも、身内や誰かが流行病にかかっても助けにいける状態に、自分をしておきたかった。
人間の顔が見られないというのは割ときついということを、去年、家に閉じこもざるをえなかった時期に学習したからだ。
ワクチンを打ってしまえば、少なくとも、外出する時にマスクをつけること、帰ってきたら手洗いうがいをすることといった「行動」を制御する時以外は、流行病についてはもう考える必要がなくなると、私は考えた。
行動については、すでに、習慣化しており、考えて動く必要はなくなっている。
ワクチンは、どう見ても、重症化は防いでいる。
だから、感染しても大したことにはならない。気にする必要がなくなる。
次に考えればいいのは、症状が出た時だと、私は考えた。
打とうが打つまいが、体は一人一人違うので、自分で納得してリスクを背負えばどちらでもいいと思うけれど(両方にリスクがある)私の意見としては。
どちらにすれば、ワクチンについて、流行病について、考える時間が最短になるかも、検討材料に入るのではないかと思う。
どちらがそうかは人によって違うだろう。
なぜ、それが検討材料かというと、これらは、それを考えることが仕事の人以外には、本来、必死になって考えることではなく、「多くの人がそれにはとっくに気がついているから。」
ワクチンや流行病を夢中になって考えていて大丈夫なのは、仕事をリタイアした人か、自分の思考や行動が社会や家庭に影響を与えない暇な人くらいのもんだろう。
もうすぐ二年経つよ、ということ。
二年間、必死に頭を使った人たちと、二年間、(それが自分の仕事ではないのに)流行病やワクチンのことに思考や行動を使った人の差は、明らかにつきはじめる。
しかも、時代が変わろうとしているタイミング。
困難が起きたとき、困難そのものを眺め続けるのに知恵は必要ないが、困難を乗り越える工夫を生み出すのには知恵がいる。
希望を眺めたか、恐怖を眺めたか、の違いもある。
ワクチンは打とうが打つまいがどっちでもいいと本当に個人的には思う。
これまた個人的だが、しかしながら、ワクチンのことを考える時間については、短い方がいいと思う。
私の思考分類としては、無駄な時間に分類される時間だ。
他人は関係ない。
他人がどうあろうが、そんなデータは自分には何の役にも立たない。
そこにあるのは、ただ、個人の選択だ。
何を基準に選択するかもまた、個人の選択だ。
体がからむ話では、周りの誰かの意見では選択しない方がいいのではないかと思われる。
強くどちらかを勧める人には、ちょっと注意した方がいいかもしれない。
どちらにしても、不確かなことが多すぎて、強く勧められる状態でない。
その人に何が起きるかは、誰にもわからない。
不確かなことを確かなことのように言う人には、これはいつでもだけれど、注意した方がいい。
私個人は、ワクチンを打たない人は、何が理由でもOKと思っている。
打つのが嫌は、理由としては十分だ。
反ワクチン活動については、認知バイアスが強く、データを読み解く力が弱い人の集まりと認識している。
恐怖と人間不信も強そうではある。
おそらくは、性悪説がその人の世界観の根底にあるんだろうなあと推測している。
何かを信じたい気持ちも強そうだ。
つまり、反ワクチン、それは、個人の世界観だから、尊重されるべき。
と、私は思っている。
ただ。
誰も接種を強制などしていないし、ワクチンのデメリットについては隠されてもいないのに、なぜ、ただ、打ちたくないというだけではだめなのか、なぜ、他人も巻き込もうとするのか、それは不思議だ。
自分の世界観が「正しい」、だから従え、というのは。
武器の使用の有無と、規模はちゃうけど、中東で起きていることと、構造は同じなんで、民主主義の反対ではある。
多様性の尊重の対極で、ディストピアの構造。
めんどくさいから、私には、もうワクチンの質問をしないで欲しいので、以後は、この記事のリンクをコピペしよ!笑
大事なことは、ただ、一つ。
今を生き抜くことだ。
みなさん、元気でいてね。
誰の心にも、平和がありますように。