秋の不調

 長らく私本人と付き合いがあるか、または、長らくブログにお付き合い頂いている方は、記憶にあるかもしれません。


私が、秋が苦手ということに。

秋に発症する持病を持っていたことに。


20年がかりで治った!と、数年前に書いたのも。

その病気には正式名称がありますが、それは省きます。大層な名称です。

名称は大層ですが、誰でもかかります。


私の症状としては、ひどくなると、特に、午前中、体がフリーズしちゃうんですね。

口数も減ります。

大人しくなります。

しかし、口数については、いつもが多過ぎるので、夫などは、症状でている時の方が普通だといいます。

やや静かなのも、それがみんなの普通だと(笑)


私の持病は、南の島に移住すれば、解決する病気です。秋がなければいいのです。


会社員時代は、この時期、休みを取ったり、午後出勤にしたりして、やり過ごしていました。

「冬眠?昆虫か?」と社長は笑っておりましたが、上司に理解があり、私が働き続けられるように、みなが協力してくれました。今も感謝しています。


フリーランスになった後は、調整できるので、秋は仕事を減らしています。



一般には、メンタルに症状が出る方が多いのですが、私はメンタルはなんともなく、ただ、体だけに症状がでます。


いきなりそうなるわけではなく、体に前兆があって、それが出てすぐ薬を飲めば、寝込まずに、少し仕事のペースを落とすだけですみます。


明け方、肩から首がぱつぱつに張って目が覚めるというのが、私の体が私に出してくるサインです。



この病気は、タイミングが大事。

薬を飲むタイミングをはずすと、えらい目にあいます。

すぐ飲めば、1週間もあれば元に戻ります。


症状が出るか出ないかには、気候が関係します。

どのように、夏から秋に変わるかにかかっています。



この数年は、ちっとも気配も出なかったので、治った!と喜んでいたんですが。



昨日、数年ぶりにお医者さんで薬をもらいました。

そこでお医者さんは、笑っていました。

「この数年は、秋がなかったみたいなもんでしたからねえ。」


なんと、まあ!


治ったんちゃうかったんか!と、私は少々残念でした(笑)


お医者さんは言いました。

「まあ、慣れてるでしょうから、自分で上手にコントロールしてください。今年は多いんちゃうかなあ。急に秋になったから。」



ええ、言われずともできます。

慣れてますから!

ちぇっ、治ったと思ってたのに、、、ぶつぶつ。



さて、私がなぜ、おそらく今回、大したことなく、誰にも隠し通せるこの話を書いたかといいますと。


最近、しんどそうな方が多いからです。


頑張ってきた疲れがでてきてんだと思います。

そこに秋がのっかる。




これはですね、気合いではなんともならない話です。


しんどい時は、気合いを出そうとしてはいけません。

会社を休んだっていい。


しんどい時に無理をしてしまう真面目な性格の人の方が、こじれます。

一日休めばすんだ話を、その一日休まなかったために、半年休むことになることだってあるのです。


どうしてもやる気が出ない日、しんどい日には、ゴロゴロ寝転がってすごしてみることも重要です。


朝日を浴びるのも大事。


そして、ヨーグルトも大事。これはほんと。


無理が、一番、いけません。



時は21世紀。

自力でなくとも、助けてくれる薬もあります。


もしも、いつもと違う体の重さ、精神的なしんどさ、特に午前中、があったら、長引く前に病院へ。


早く対応すれば、すぐ治ります。


心と体はひとつ。

心と思っているものは、体の不調の場合もあります。


以上でした。



最後に私の願い。

早く冬になってほしい。笑