痩せない努力
昨日、YouTubeで3歳なのに、生まれつきの病気のために、毎日2400キロカロリー食べなければならない男の子の動画を見た。
下手したら、成人男性より多いカロリー。
男の子は、1日10食くらいに分けて、それを食べる。
効率的にカロリー摂取できるように、おやつもたくさん。
私は、最近、レベルは違うが似たようなことを病院で言われた。
とにかく食べなさい。
あなたが痩せずにあなたの体を維持するには、カロリーが沢山必要です、と。
痩せると、筋力も落ちて、活動量が落ちて、病気も悪くなり、悪循環なので、ともかく食べなさい。
私は、もともと、食が細い。
幼児の時から。
胃腸もあんまり丈夫じゃない。
小学生から大学生まで、毎日、漢方薬と栄養ドリンクを飲まされていた。
一日一食か二食。
食べろという課題は、結構大変だ。
食べて胃腸が悪くなったら、また別の問題がおきるねえ、困ったなと思ったタイミングで、私は、最初に書いた男の子の動画を見た。
男の子のお母さんの工夫は、まんま私にも使えると、私は気がついた。
理由は違うが、男の子と私は、ともかくカロリーを必要とするのだ。
私は息をするのに、人よりいっぱいカロリーがいるのらしい。
今までよりも、さらに。
我が子のためのお母さんの工夫は、やはり愛だと、私は思った。
私は、そのお母さんの愛から出た知恵に助けられた。
しかしながら、私には、こまめに食べものを用意してくれる人はおらず、私自身でやる必要がある。
私が私に愛を。
それで、私は、おやつにカロリー補給用の栄養補助食品を取り入れることにした。
そして、毎食、できるだけカロリーの高い食事をする。
バランスは考えて。
ヘルシーな和食とかはあかんのである。
カロリーをかせぐために、マヨネーズや油やバターや砂糖や、ドレッシングもばかばか使うのだ。
そして、私は、健康でいるために必要なことは、実にさまざまだと思った。
幼い頃、私は食べるのが嫌いで、お茶碗一杯のご飯を食べる間に、疲れて寝てしまうことも多々あったらしい。
給食は地獄だった。
そんな私に、死ぬまで、痩せない努力がついて回ることになった話。
さあ、問題にしないように、がんばるわよ。
食べることを、楽しむ努力がはじまった。
新しい日常やな。
青い空の下、赤い土の上を走る黄色いバスは、絶対に、自分の目で見る。