最後のアンド
私が、考え続けている翻訳のひとつが、いかに、シンボリック・モデリングの正式名称の「Clean Language & Symbolic Modelling」の「&」を訳すか、です。
ジェームズからは、この「&」は、「〜を使った(with using)の短縮だと聞いています。
そして、クリーンランゲージを生み出したデイビッド・グローブへの敬意。
「&」は、「and」です。
この「and」。
過去、長きに渡り、私が考え続けた訳の一つでした。
なぜならば。
いわく。
デイビッド・グローブは、一つのセッションの中で、一度たりとも、同じ「and」は言わなかった。
いわく。
詳しくは、こちらをどうぞ。
マニアックな考察を書いています。
https://note.com/cl_jikkenshitu/n/n502a88389977
日本語でそれを再現しようとしたとき、「and」のように一語でそれが再現できるとは、私にはどうしても思えませんでした。
そこには、「音」という要素が存在したからです。
そして長い時間をかけ、それは解決し、そして、私の手元には、最後の「and」が残りました。
「&」です。
さて、これをどう訳すか?
「&」のままでいくしかないんじゃないかなと、最近、思っています。
「クリーンランゲージ&シンボリック・モデリング」
注釈で、「この&は、クリーンランゲージを使ったシンボリック・モデリングという意味です」と付記。
「and」じゃないんですよね。
「&」なんですよね。
記号って、なんか、めっちゃメタファーでしょう?
そこに詰まった思いを、一度、モデリングさせていただきたいくらいです。
あ、そうか。
モデリングさせてもらえばいいのか。
ジェームズとペニー、私のセッション...受けてくれるかなあ???
どうでしょう?
聞いてみよ。