日記
英語で文章を書いた時の方が、他人の反応がいい。
日本語で書いている時と、英語で書いている時の違いは何だろう?
そこで、何が起きているのだろう?
英語の時の方が遠慮はない。
それは自覚している。
遠慮する余裕はないし、英語では、批判されても痛くもかゆくもない。
心が一ミリも動かない。
私の感情と英語は、ダイレクトには結びついていない。
英語は、頭で覚えた言語だ。
歌以外は。
私は、英語の持つ良さしかしらない。
なぜなら、日常では英語を使わないからだ。
英語で心が傷ついた経験がない。
これがスペイン語になると話は変わる。
私は、スペイン語で激しく傷ついた経験がある。人種差別だ。
自分ではどうしようもない国籍や、努力では変えられない類の見た目で、人を差別することの罪深さは、40年以上経った今も、それが私の心に残っていることから理解できたから、よかったといえばよかったが。
自分が同じ愚を犯さずにすむ。
国籍や人種による見た目は、美容整形やダイエットでは、どうにもなりませんから。
私が持つのは、英語が自分を解放してくれたり、世界を広げてくれた非日常な経験だけだ。
人と助け合う時にだけ、英語は存在してきた。
私の英語のバックグラウンドは薄い。
それを学習する過程でした経験は、助けたり助けられたりする経験だけだ。
私にとって、なんとも特殊な言語だ。
神が私に与えた言葉くらいに、最近は感じる。