業務連絡 : 秋のプログラム
春のトレーニング用のテキストを作りながら、秋のトレーニングの構成とテキストを同時に考える日々が続いています。
秋は、タイトルがまだ思いつかないけれど、チェンジワーク3日間とファシリテーション実践3日間を組み合わせたオンラインプログラムをやる予定です。
春のイントロダクションは、必要な基本技術と、一通りの流れをざっと辿ります。
秋は、春よりも自由度が広がる内容で、さらに楽しめるファシリテーションができるように、少し深いところにつっこんでいきます。
シンボリック・モデリングのチェンジワークでいう「望み」は果てしなく広がりを持ちます。
チェンジワークなのに、ファシリテーターはクライアントを変化させようとはしない、ファシリテーターがクライアントに変化や望む結果を達成させようとはしない「珍妙な世界」をご紹介したいと思います。
秋のプログラムは、ファシリテーター レベル1認定査定をするアセッサーさん2人と一緒に。
そのプログラムの参加者は、おそらくスキルのレベルがいろいろになるだろうと想像したため、希望者にはアセスメントも同時進行で進めていくことまでは決まりました。
アセスメントにはやり方がいろいろあります。
そこはアセッサーの自由になっています。
ファシリテーター レベル1に必要な要素は割とあり、一回のセッションで全ての要素がクリアできることは、よほどラッキーでないとまずないのではないかと思います。
そして、ファシリテーターが緊張して実力が出せないことも、ままあります。
人前でファシリテーションを見せるのは、割と緊張しますので。
評価されるとわかっていればなおさら。
トレーニングの流れで、打ち解けた雰囲気の中で、何度もやれるとわかっている状態でファシリテーションする方が、ファシリテーターもチャレンジはしやすかろうということになりました。
トレーニング中に必要な要素をクリアできなかった場合は個別に対応しましょうか、ということになりました。
クライアント次第なところもあり、要素が登場しない場合もありますし。
これは少人数だからできること。
しかし裏を返せば、レベル1認定がとりたいファシリテーターは、トレーニング中には「練習」セッションが存在しないことになります(笑)
しかも、自分が認定を取りたいがために、クライアントに無理やりプロセスをこなさせようとしたら、私の時点で、そのセッションは落とします。笑
そりゃ、クライアントに「こういう順番で物を考えろ」という押し付け、もしくは、誘導になります。
押し付け、誘導は、一発アウトです。
私自身も、「自分が受かるためではなく、クライアントのためにセッションをしろ」と、それで落とされたことがあります。
クリーンスペースでしたが。
手順を完璧にこなしたら、ペニーから落とされ、こんこんと20分近く、何がいけないかを諭されました(笑)
ゆ〜っくり易しい英語だったので、当時の私にも、あかんかったことはよくわかりました。懐かしいです。
その後、私のファシリテーションはものすごく自由なものに変わりました。
だから「手順をこなすのに必死でクライアントに寄り添えていない、クライアントを見ていない」と判断したら、遠慮なく落とさせていただきます。
そして、私と20分、お話ししましょう(笑)
まあ、トレーニング中にセッションするチャンスは何回もありますので気楽にやってもらえばいいと思います。
何回でも受けられます。
それにアセスメントに通っているかどうかは関係なく、シンボリック・モデリングやクリーンランゲージは誰でも自由に使えます。
これから始める方は、アセスメントを急いで受けようとしなくても、覚えたことから少しずつ、使っていただくといいんじゃないかと思います。
資格ビジネスの形態は、シンボリック・モデリング単体に関しては存在しません。
けれど、技術レベルに関しては、職人気質な雰囲気があります。
私自身はそこが好きなところでもあります。
ちなみに、アセスメント機関は独立しています。
だから、アセスメントを希望される方が、必ずしも、私のトレーニングを受ける必要があるということではありません。
英語で学んでアセスメントは母国語で、という方もいるかもしれませんね。
今回は、私が、トレーニングとアセスメント過程を分離しないでくっつけたプログラムを組んだため、そこにアセッサーさん2人が協力してくれます。
また、トレーニング中に行うアセスメントには別料金は発生しません。
というようなところが、現在までに決まっているところ。
本日は、業務連絡みたいなブログになりました。