猛烈に腹が立った話

昨日、見たことがない画面がiPhoneに現れた。


「あなたのiPhoneは、ここには接続できません」というメッセージと共に。

生まれてはじめて経験する情報統制を目にした私は、少なからず、ショックを受けた。


それは、ロシアのニュースメディアのサイトだった。

真夜中英語コーチングの学習仲間にロシアの子がいたので、私は、その子が気になって、しばらく毎日、ロシアのニュースメディアを読んでいたのだ。


日本のメディアは元は15分あるBBCのニュースを3分だけ切り抜いてみたりするえぐい切り抜き方をした報道しかしないので、英語のニュースも読んだり見たりしている。

日本のニュースは絵としてパンチがあるかわいそうなところだけを切り抜いていて、背景や考えを語る場面は報道していない。私が知りたいことは報道してくれないので、英語ニュースを読む。

戦争に関わる英単語は、私のボキャブラリーにはなかったので、さっぱり読めないから、翻訳を使う。


けれど、少し前から、英語ニュースは、やや感情をあおる表現が増えてきた感がする。

日本の報道にはないトーンだ。

何かが動き始めたのを感じている。



数日前、私のiPhoneは、ロシアのサイトを翻訳してくれなくなった。

ウクライナのは翻訳してくれる。

仕方ないからコピペして、翻訳ソフトにつっこんでいた。


そして、昨日、私が読んでいたいくつかのニュースメディアは、見ることすらできなくなった。


今朝早く、インターネットの中の講座のクローズドコミュニティで、ロシアの子が落ち込んでいた。

一生、ロシア語しか使わないのであれば、もう、ロシア以外のどこにも行けないのであれば、自分が外国語を勉強する意味は?と。


その人は、非常に語学に堪能な人で、私にはスーパースターのようにすら見えていた。

いつもクールでかっこよかった。


しかし、その時、その人は、外の世界と遮断されていくことに、落ち込んでいた。



はじめて、まじで腹が立った。

その人にではない。


何に腹が立ったのかはわからない。

しかし、猛烈に腹が立った。

いい加減にしてくれよと思った。


それから、呼吸をひとつして、お祈りをした。


私が平和を手放してどうすると思ったからだ。

今、私にできることは、自分の内側に平和と共にいることだ。