10*

起きた手順としては。


まず、リソースの強化。

同時に、アウトカムの発露のための環境を整える。

それから、アウトカム。

アウトカムを発展させる。

アウトカムを発展させるために必要なリソースの強化。

リソースの強化。

リソースの強化。

アウトカムの補強。

アウトカムのために必要なリソースを手に入れる。


ここまでが、メタファーの状態で行われたこと。
ほとんど、5分とか10分とかの短いセッション。
セッション提供者は、自分と同じでトレーニングを受けていた人。

アウトカムのために必要なリソースを手に入れたあたりで、私の意識上に、現実的な催しについて浮かび、そこからは、現実的な話や行動となった。
そして、そのあと、現実的な話については、セッションは使っていない。


メタファーと現実を結びつけて考えることもなかった。
メタファーは勝手に働いていた。

海の前のコテージを真っ先に抑えるとか、友人たちにヘルプを依頼する、とかそういうことを現実的にはしたが、それがリソースだからという認識は、私にはなかった。

ただ、そうすることが当然だと、私は感じていた。

そういうもんである。
だから、余計なブロックが入らず、体がスムーズに動くのだ。