DAY196: 遠い遠い遠い次に目指す場所
金曜日、私が次に目指す遠い遠い場所が目線の先に入りました。
遠い遠い、まだまだ遠い。
まだまだ、まだまだ、先がある。
シンボリック・モデリングのレベル1のファシリテーターを対象としたトレーニングに参加しました。
トレーニング内容は、参加者全員の前でセッションをして、ジェームズやマリアン、他の参加者にフィードバックをもらい、指導してもらうもの。
オブザーバーとして、ペニーもいました。
そこには、習った先生はバラバラの人たちが集まっていました。
普段、トレーニングを提供しているトレーナーも参加者側で混じっていました。
最初に、自分が、何を学びたいのか、自分の課題は何か、つまり、何が起きて欲しいかを発表してからスタートしたトレーニング。
それぞれが繰り広げたセッションは、タイプが異なるセッションでした。
そして、それぞれの着眼点や視点、個性に合わせて、それぞれに合わせた課題を指摘し、ディスカッションして考えさせる内容でした。
「この指導を、自分ができるようになるまでに、あと何年かかるだろう?」と、私は、思いました。
遠い遠い遠い場所が、目線の先に入りました。
とは言うものの、私自身のファシリテーションの課題も浮かび上がりました。
ファシリテーションそのものは、珍しく、何も突っ込まれませんでしたが、「一体いつまでセッションを続けるつもり?」と、クロージングのタイミングについて、指摘を受けました。
「私は、どのように、セッションの終わりを知るのか?」
こちらが、ファシリテーターとしての私の次なる課題です。
普段は、決まったセッション提供時間があるので、時間に合わせています。
どうやって知るのだろう?
質問されて、ああだ、こうだと、私は答えましたが、「違う、そんなことを聞いてはいない。それは、クライアントに起きたことで、君は、それがわかっているのにセッションを止めなかった。セッションを永遠に続けるつもりか?どうやって、君は、終わりを知るのか?」という問いかけが続きました。
ああだ、こうだ、と答えるたびに、「違う。」
もはや、禅問答。
心の中で、「一休さん、助けて!」という気分になりました。
トレーニング終了後、なぜだか、私はジャンプしたくなり、ぴょんぴょん飛び跳ねながら考えました。
しかし、考えてもよくわかりませんでした。
そうして、次回、クライアント役に立候補して、メタファーで考えよ〜っと、と、また賢いメタファーに託すという例のやり方だけを決めました。
私は、どうやって、セッションの終わりを知るのだろう?