DAY191: 一番大事な中の一番大事

 大事なことがいくつもあります。

何が大事なのか、それを復習し、把握する作業はだいたい終わりました。


「一番大事」なことがいくつもある。

その復習と把握もだいたい終わりました。


「まず最初に」がいくつもあります。

その復習と把握もだいたい終わりました。


ああ、この「一番大事」は、まだ日本語にはなってないな、という部分も、だいたい拾い終わりました。

これには、私の学習仲間が数年間の間、貢献してくれました。

今もです。

心から感謝します。



さあ。


どの「一番大事」から、話をスタートしよう?


どの「まず最初に」から、話をスタートしよう。


私は、この数ヶ月、ひとり、考え続けてきました。



そうして、今朝、私が決めた、「一番大事」で、「まず最初に」は、クリーンという言葉ではありませんでした。


私が選んだのは、驚き(びっくり)、好奇心、創造力、興味、という言葉でした。


自分自身について、クライアントを驚かせること。

自分自身について、クライアントに好奇心を抱かせること。

自分自身について、クライアントの創造力を発揮させること。

自分自身について、クライアントが興味を抱くこと。


そこをクライアント自身が「知るため」に、シンボリック・モデリングでは、私たちはクリーンな質問を使って質問するのだ、というそこ。


私が選んだ「まず最初に」は、それでした。


そして、私の顔には、にやりとした笑みが浮かびました。


参加者を、どれだけ驚かせ、どれだけ好奇心の塊にし、どれだけ創造力を引っ張り出し、どれだけ自分と遊ばせるか。


学ぶ、という、遊び。


私がジェームズと一致している考えが、一つあります。

私は、堅苦しい勉強は、嫌い。



遊ぶような空気の中で、いかにして、他人の役に立つかを覚えていくこと。


私が、ここから数ヶ月に渡りするチャレンジの方向性が見えました。


そのための「テキスト」、それが、ここから私がするチャレンジです。


まるで絵本のような、まるで塗り絵ブックのような、まるでゲームブックのような、まるで楽器のような、まるで積み木のような。


まるで、まるで、と、たくさんのおもちゃが、私の頭の中を踊りはじめました。


その中で、自然に、クリーンなスタンスが身につくプログラム。


「君の仕事は、今の僕らのようなトレーナーになることじゃない。君の仕事は、25年前の僕らがしたことと同じことだ。」



ジェームズが言った言葉の意味が、私には、ようやく少しだけ理解できました。



どうやれば、ファシリテーターの遊び心という、シンボリック・モデリングに不可欠な要素を、ルールを守りたい真面目な人が多い国のファシリテーターの中から引っ張り出せる?


遊び心を持たない人はいません。

それは、元型的な要素です。



私のチャレンジの一つは、そこです。