DAY119: クリーンランゲージ

私は、今朝、私は、彼らはなんて素晴らしいんだ!と思いました。



私がここ数日書いてきたような内容は、「クリーンランゲージ」の知識がない人か、まだあまり詳しくないか、クリーンランゲージを使った練習ではないセッションを受けたことがないと思われる人が、メタファーを読んだり耳にして、それを、デイビッドのメタファーだと気づかず、普通に概念として理解した時に起きているというのは、これは、調査して、どうにも明らかでした。


または、デイビッドのメタファーそのものに、反射的な拒否反応や違和感が起きている様子や、自分がやっていることを否定されているような気分からの反応だろうと推測される反応が散見されました。



そして、私は、今、それは、今後、自分が語ることで、周囲に生み出すかもしれない反応でもあることを認識しています。


私は、クリーンランゲージは、平和と自由のための道具のような気がしています。


私の理解と体験では、シンボリック・モデリングは、そこに、希望と創造が加わります。



ですから、私は、自分の周囲に平和を満ち満ちさせたいという願いがあります。

暖かいもの、何か暖かいもので、いっぱいにしたい。

じんわりとした温もり。



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以下は、私の理解と体験です。


シンボリック・モデリングのいう「望むアウトカム」は、「望む結果」です。


セッションでしていることは、クライアントが「望む思い通りの結果」を生み出すために、必要な変容をその人が遂げるのをサポートするファシリテーションです。


その変容が起きるための条件に、その人が自分で気づき、自分でそれを整え、自分のタイミングでそれができるよう、こちらからのメタファーは導入せず、ただ延々とメタファー・ランドスケープのモデリングを続けています。


質問する以外には手を貸さない(介入しない)理由は、シンプルです。

その人の現実にそれが起きるとき、ファシリテーターはそばにいないからです。


私の経験では、多いパターンは、クライアントは、どこかの段階で、まず、その人の世界の中にすでにあった問題を、問題ではないものに、自らの力で変容させます。

問題を眺めていない間に、問題が問題ではなくなっていることも頻繁にあります。


ほとんどの場合、その人が、リソースフルになった後に、変容のタイミングが訪れます。

こちらは、ランドスケープをリソースフルにしようとは意図はしません。

ただ、クライアントのアウトカムに沿って、ランドスケープを発展させる質問を続けると、それは自然に起きます。

時には、リソースを先に強化必要があることもありますが、それも、そうしようとこちらが誘導せずとも起きます。


そこにかかる時間は、人それぞれです。

プロセスが大事だという価値観を持つクライアントは、やはりそこに時間をかけます。

思考するスピードは、人それぞれで、クライアントのお好み次第という感じです。


その好みにも寄り添えるので、私はそこも好きです。


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時には、最初の一問だけが、その人が変容をはじめるのに必要だった場合もありました。

これは、何度かありました。

つまり、そこまで、誰も、その人に望むことを問いかけた人がいなかったのが、その人が変化できなかった理由だったのです。


ただ誰かがその人に問いかければ、それでよかったのです。

「そして、あなたは、何が起きてくれたら好いのでしょう?」と。


その人の問題を聴いてくれる人はたくさんいました。

問題を解決しようとしてくれる人もたくさんいました。

その人に寄り添ってくれる人もたくさんいました。

けれど、その人に、その人の望みを問いかけてくれる人だけがいなかったということが、たくさんあったのを、私は目にしました。


そして、その人は、自ら、望む力は弱いことも多々ありました。

望むことを禁じられてしまっていた人もいました。

まずは、その人は、ただ安全な場所で、望むことから、望む方法から、学習する必要があったのです。


誰かが望む自分の望みではない、一般常識の中に当てはまる望みでもない、その人独自のその人に可能なその人の内側から生まれる本当の望みを望む方法を、その人は覚える必要がありました。


そういうことは、一度や二度ではありませんでした。


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話は元に戻ります。


「使う人」を増やすには、最初の段階で、それを紹介する段階で、何が起きてくれたら好いのだろう?


英語が読めない人が多いこの国で。


私に必要な工夫はなんだろう?



そう考えた時、私が、許可をもらう必要があることが浮かびました。

私が教え始める前に、それの中のその部分の翻訳が必要だと、私は気づきました。


そして、彼らが書いたものは、まるで未来を見通していたみたいだ、素晴らしい!と思ったのでした。


そして、彼らのアウトカムのメタファーは何だったのだろう?と、少し、好奇心が湧きました。


大事なメタファーでしょうから、聞かないけれど、好奇心はわきました。



少し、進みました。