徒然

完全なる依存の心地よさ。

完全に依存されることの心地よさ。
頼られることの心地よさ、甘み。
必要とされることの喜び。


これまでどちらかというと、それらは私にとって非常にめんどくさいことだった。
しかし、知らなかった感覚が私を飲み込み始めている。

私にそれを教えているのは、例によって猫たちである。

ピュアな依存は気持ちよく、とろけるように甘いと知った。

するとどうしたことだろう。
私の人間関係に、少し変化が生まれた。

私が、以前より、他人に心を開いている気がする。
私はもともと人懐こいが、心を開いているかどうかはまた別のはなしで、大人になった後は割と用心深かった。


それは間違いだ、という体験をしばらく前に重ねてして、私は珍しく反省した。
そして、そのあと、この甘さ。

なんだか別世界にいるみたいな気分だ。

自分の中がものすごく安定していて、オキシトシンがドバドバ出ているような感じだ。
つまり、幸せ感が半端ない。
何もなくても満たされている。


そして、その後やってきたのは。

働け、のお知らせだった。
働く夏がやってくるのかもしれない。